鵠沼海岸らしい集い場づくり。あずまやプレイス
鵠沼海岸らしい集い場づくり。
あずまやプレイス
鵠沼海岸旅館東屋デジタルアーカイブ映像プロジェクト
 
2021 3/26FRI PM10:00~ J:COM(ch11)チャンネルでオンエアされます。ぜひ、ご覧ください。
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2020年夏、藤沢市鵠沼海岸の人たちと地元のクリエーターによって行われた映像プロジェクトのドキュメンタリーと作品を放送します。明治後期に創業し、当時、文士の宿として賑わった旅館「東屋」(神奈川県藤沢市鵠沼海岸)の離れ家として最後に残る茶室研究家の江守 奈比古邸をデジタル映像で伝え、残していくための実験的な試みで制作された作品は、鵠沼の海、松、蓮の群生そして、離れ家の庭や海岸からみた月など鵠沼で実写した映像とCGをもとに組み合わせたものです。かつて東屋でも執筆活動をしていた谷崎潤一郎の作品の一つ「陰翳礼讃」をイメージしながら、文士たちがみていた情景を想像しデジタル映像で表現。居間の3枚の障子に縁側の位置からプロジェクター映像を反転させて作品を映し出しました。また、離れ家を特殊なカメラで撮影し、空間の疑似体験がいつでもできるVR映像を残して、歴史ある離れ家と共に、郷土の歴史や文化を次の世代に伝えるためのきっかけを模索しました。東屋の離れ家は、プロジェクトが終わってから間もなくして、この地から姿を消しました。

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